雑学

文章暗号ルール: 覚えやすく安全で複雑なパスワードの作り方

読了時間: 約325
パスワード

世の中には色々なサービスが提供されていますよね。
その中でも、特にインターネットを使ったサービスを利用する場合には、パスワードを管理する必要があります。

覚えるパスワードが1つや2つならまだ良いのですが…。
これがもっと多くなってくると、覚えておくのがとても困難になってきますよね。
かといって、同じパスワードを使い回すのは、セキュリティ的に大きな問題になります。

パスワードは、できるだけ複雑で長いものが好ましいとされています。
さらに、利用サービス毎に違うパスワードを使うことが推奨されています。
「それなら、これらのパスワードをどうやって作ったら良いの?」と思いますよね。

そこで、私が提案するのが「文章暗号ルール」です。
この方法で作ったパスワードなら、文字の並びも一見複雑で、文字数も比較的長くなり、サービス毎に違うパスワードになります。

実際、私もこの方法でパスワードを管理しています。
現在、利用しているサービスは数十を超えていますが…。
どのサービスのパスワードも思い出すことができますよ。
複雑だけど思い出しやすいパスワードを作ることができるのが、文章暗号ルールの利点でもあります。

今回の記事では、その文章暗号ルールについての解説をしていきます。
そして、実際に文章暗号ルールに則ってパスワードを作るまでの流れを説明します。

理想的なパスワードとは?

まず、最も理想的なパスワードについて考えてみます。

もちろん、最強なのは完全にランダムな文字列なのですが…。
それでは覚えておくのが非常に困難ですよね。
パスワード管理アプリを使えば、何とか管理できなくもないですけども。
できれば、自分でパスワードを覚えておいて、サービスを利用する時にすぐ入力できると良いですね。

冒頭にも書きましたが…。
理想的なパスワードというのは、文字数が多い、文字の並びが複雑、サービス毎に異なる、を満たすものです。
これに加えて、覚えやすい(思い出しやすい)と良いですね。

文章暗号ルールとは?

そこで、私が提案するのが「文章暗号ルール」です。
文章暗号ルールというのは、その名の通り「文章を元にして、暗号化したパスワードを作成するルール」のことです。
ある文章を基準にして、それを一定のルールに則ってパスワード文字列に変換します。

「なんだ、そんなことか」と思うかもしれませんが…。
実際に、やってみるとなかなか強力なパスワードを作ることができますよ。
しかも、何と言っても思い出しやすいのが最大の特徴です。

文章暗号ルールの作成方法

それでは、基本となる文章暗号ルールの作成方法について説明します。

元になる文章を作成

まず、自分で忘れないような文章を作成します。
日本語でも良いのですが、英語で作成したほうがパスワードを作りやすいです。
ここでは、例えば以下のような文章を作ってみました。

My hobby is listening to music, and I love Nana Mizuki!

文章中にある各単語の頭文字を並べる

最も分かりやすい変換例としては、各英単語の頭文字を並べることです。
すなわち、以下のようになります。
これが基本形です。

MhiltmaIlNM

特殊変換ルールを追加する

基本形でも悪くは無いですが…。
できれば、上記のルールに加えて、自分なりの特殊変換ルールを加えた方が良いです。
ここでは、例えば「i」を「1」、「l」を「L」、「Nana」の部分を「7」にしてみます。
すると、以下のようになります。

Mh1LtmaIL7M

こちらのほうが、数字が混じっている分、より強力なパスワードになっています。
そして、パッと見た感じでは複雑そうですよね。
でも、自分からすると、元になる文章さえ覚えていれば思い出すことができます。

各サービス毎の特有文字列を追加する

このようにして、文章暗号ルールで作成したパスワードを「基準パスワード」とします。
最終的なパスワードは、この基準パスワードに、各サービス毎に特有の文字列を加えたものとなります。
例えば、Facebookでは以下のような感じです。

FbMh1LtmaIL7M

このパスワードでは、「Facebook」から「Fb」を取って、基準パスワードの先頭に加えました。
もちろん、先頭ではなく末尾に追加するのもありですよ。

Mh1LtmaIL7MFb

ここでは、「先頭に加える」ということにしておきます。

このルールで、Googleのパスワードを作成するなら、例えば「Ggl」を追加して…。

GglMh1LtmaIL7M

同様にして、Twitterのパスワードを作成するなら、例えば「Tw」を追加して…。

TwMh1LtmaIL7M

文章暗号ルールで覚えておくべきもの

この文章暗号ルールを使う場合、あなたが覚えておくべきものは以下になります。

・元になる文章
・特殊変換ルール(i→1、l→L、Nana→7など)
・サービス特有の文字列(Facebook→Fb、Google→Ggl、Twitter→Twなど)

一見、覚えるものが多そうに思えますが…。
実際にやってみると、意外と簡単に覚えられますよ。

まとめ

今回の記事では、安全で複雑なパスワードを作成する方法の「文章暗号ルール」について解説してみました。
理屈が分かってしまえば、文章暗号ルールによるパスワードの作成は簡単ですよね。

複数のパスワードを管理するのは、非常に大変なのですが…。
この文章暗号ルールで作成したパスワードなら、複雑でもすぐに思い出すことができます。
非常にオススメの方法ですので、ぜひお試しくださいね。

書いた人: 鈴木俊吾(すずしん)
フリーランスのライター・ブロガー・プログラマ。

大学卒業後、公務員を目指していたが失敗。
その後、仕事をしようとするも全て不採用に。
そのうち、心を病んで統合失調症を発症。
入退院を繰り返す。

「仕事をもらえないなら自分で作ればいい」「自分の好きな仕事だけをやろう!」と思うようになり、フリーランスに転身。
現在は、ブログの更新やアプリ開発を主な仕事にしている。

趣味は音楽鑑賞・読書・カラオケ・オセロ。
特に好きな歌手は水樹奈々で、ファンクラブにも所属している。
最近ハマっている曲は「恋想花火」。

フィードを登録していただくと、ブログの更新を把握しやすくなります。
あなたからの登録をお待ちしています!

Feedly
RSS

Twitter: @suzushin7

POSTED COMMENT

  1. あか男 より:

    こんばんは!

    パスワードって考えるの難しいですよね。

    僕も一応いくつかのパターンを考えて使ってます(^^)

    • すずしん より:

      あか男さん

      コメントありがとうございます。

      そうですよね。
      パスワードは、覚えやすいものだとバレやすくなりますし…。
      その加減が難しいですよね。
      数パターン用意しておくのは、とても良いアイデアですね!

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。