
仕事って、本来ワクワクするもののはず。
でも現実は、義務や責任に押しつぶされて、「やらされている感」でいっぱい。
私自身もそうでした。
「これが天職なのかな?」と考えては、違う気がして、また迷って。
けれど、あるとき気づいたんです。
ワクワクする仕事は“探す”ものじゃなく、“見つかるように動く”ものだと。
この記事では、私自身の体験と研究をもとに、「どうすればワクワクする仕事に出会えるのか」を、具体的なステップでお話しします。
ワクワクの正体は「感情」ではなく「反応」
多くの人が、「好きだからワクワクする」と思いがちですが、実際のところは違います。
ワクワクとは、脳が「報酬がありそう」と判断したときに生まれる反応なのです。
つまり、
- 好奇心(もっと知りたい)
- 成長実感(昨日よりもできるようになる)
- 自己決定感(自分で選んだ)
この3つが重なるとき、人というのは自然とワクワクするんです。
逆に、これらのうちのどれかが欠けてしまうと「やらされている感」になってしまいます。
どんなに好きなことでも、指示された瞬間に熱が冷めてしまうのはそのためなのです。
「ワクワク」を見つけるための3つのステップ
ここでは、実際にあなたの「ワクワク」することを見つけるためのステップについて解説します。
以下の3つのステップに従ってみてください。
Step 1. 感情ログを取る
あなたが最近の出来事の中で「つい夢中になっていたこと」をメモしてみてください。
- 時間を忘れた瞬間
- 思わず調べ続けたテーマ
- 頼まれてもいないのにやってしまったこと
この中に、あなたのワクワクの種が眠っています。
この時、その内容については、気にせずにどんなことでも書いてみてください。
「こんなことでも良いのかな?」なんてことでも全然大丈夫です。
とにかく、このステップでは、あなたの夢中になれることをひたすら書き出すことだけに集中してくださいね。
Step 2. 構造化してみる
ステップ1で出てきた項目がいくつかありますよね?
それらについて、以下の3つの軸で整理してみましょう。
| 軸 | 質問例 | 私の場合 |
| 対象 | 何を扱うのが好き? | アイデア、文章、創作物 |
| 活動 | どう関わるのが好き? | 体系化、記録、発信 |
| 価値観 | なぜそれをやりたい? | 成長、挑戦、共有 |
これらを整理することで、「自分のワクワクを再現するための条件」が見えてきます。
Step 3. 小さく実験してみる
考えるだけではなく、とりあえず行動してみるのが大事。
1ヶ月考えるよりも、とにかく1日だけでも「試してみる」方が確実です。
気になることがあるのなら、まずは行動してみてください。
そして、自分の中で本当にワクワクすることかどうかを見極めてみましょう。
私もこれまでには色々なことに挑戦してみました。
「1週間アプリ開発」「音声でブログ記事を書いてみる」「7日読書チャレンジ」などなど。
その中で気づいたことは…。
「ワクワクは、行動のあとに生まれる。頭の中で探しているうちは、見つからない。」
ワクワクを仕事に変えるには?
上記のステップでワクワクすることが見つかると思いますが…。
それらをどうやって仕事にするかというのが課題ですよね?
そのためには、もう一歩工夫が必要となります。
ここで使えるのが以下の3つの問いです。
| 視点 | 質問 | 例 |
| ♥️情熱 | 何をしていると時間を忘れる? | 書く、創る、伝える |
| 💪才能 | 何をすると人に喜ばれる? | 分かりやすく整理する |
| 🌎️貢献 | 誰を助けたい・喜ばせたい? | 挑戦する人、学ぶ人 |
この3つの交点にあるものが、「長期的にワクワクできる仕事」になります。
これらについて普段あまり考えたことは無いかもしれませんが…。
非常に重要な部分ですので、じっくりと考慮してみてくださいね。
「ワクワクする仕事」は育てるもの
最初から「天職」に出会う人はいません。
でも、実験と内省を繰り返す人は、必ずワクワクするものを育てていきます。
小さな挑戦を繰り返しながら、「自分は何に惹かれ、何に冷めるのか?」を観察する。
それが、ワクワクする仕事を見つける最短ルートになります。
まとめ:ワクワクは「行動した人」にしか訪れない
ワクワクする仕事は、誰かが与えてくれるものではありません。
自分が小さな一歩を踏み出した瞬間に、その「先に現れるもの」なんです。
もし今、何か迷っているのなら――
まずは「1日1回ワクワクすることを試す」実験を始めましょう。
さあ、あなたもワクワク実験を始めてみませんか?
ブログでもXでも何でもOKです。
1日1つ、自分の「面白いと思った瞬間」を記録してみてください。
きっとその中に、あなたの次の仕事のヒントが隠れているはずですよ。

