こんにちは、鈴木俊吾(すずしん)です。
実は私、昔オリジナルのトランプゲームを作ったことがあります。
その名も「オーバーライド」。
入院中の暇つぶしとして考案したゲームです。
実際に、一緒に入院していた方と遊んだのですが、結構盛り上がりました。
ふと気づくと1時間があっという間に溶けていたんですよね。
それから、私はこの「オーバーライド」のウェブアプリ版を試作したこともありました。
ただ、当時は公開するまでには至らず、そのまま眠っていました。
「せっかく考案したのだから、一人でも多くの人に試してもらいたい」
「実際に遊んでもらうのが一番!」
ということで、このブログ記事でルールを紹介することにしました。
この記事では、普通のトランプ一組だけで遊べる「オーバーライド・クラシック」のルールを紹介します。
ルールはかなりシンプルで、身近な人と手軽に対戦できるゲームですよ。
ぜひあなたにも遊んでもらいたいですね!
入院中に生まれたトランプゲーム
入院中、とにかく暇だったんです。
なので、同じく入院している方々と一緒にトランプをする機会が多かったんですよね。
ただ、既存のトランプゲームを遊ぶのにも飽きてきてしまって。
「なにか新しいトランプゲームないかな…」
「それなら、無いなら自分で作ってみるか!」
と、思いつきで考案してみたのが、この「オーバーライド」なんです。
最初の頃は、今のようなルールとはちょっと違っていました。
ただ、実際にテストプレイをしていく中で徐々にブラッシュアップされていきました。
ある程度ルールが決まったところで、仲が特に良かった方と対戦してみました。
「お、これ結構面白いじゃん!」と、二人で盛り上がったんですよね。
ふと気づけば1時間くらい遊んでいました。
意外と良いゲームを作ったかもしれないなという手応えを感じました。
その後、退院してからしばらく経ち…。
ふと「オーバーライド」のことを思い出したんです。
そこで、私はウェブアプリ版を試作してみました。
シンプルなAIと対戦できるようにしたんです。
これはこれで悪くないのですが、やはり実際に人と遊ぶのが一番。
でも、当時は公開することはなく、そのままになっていました。
時は流れ、現在。
ずっと眠ったままだった「オーバーライド」を、もう一度復活させてみようと思いました。
せっかく考案したのだし、ルールをブログで紹介して、実際にいろいろな人に遊んでもらうのも面白そう。
そう思って、今回の記事を書くことにしました。
「オーバーライド・クラシック」とは?

「オーバーライド・クラシック」は、普通のトランプ1組を使って2人で対戦するゲームです。
基本的な目的はシンプル。
5×5の盤面にカードを置き、縦・横・斜めのいずれかで自分のラインを完成させたら勝利です。
ただし、このゲームには一つ大きな特徴があります。
それが「オーバーライド(上書き)」です。
すでにカードが置かれているマスでも、より強いカードを使えば上からカードを重ねることができます。
用意するもの
- ジョーカーを除いたトランプ1組(52枚)
- プレイヤー2人
- 5×5のカードを並べられるスペース
専用のカードやボードは必要ありません。
普通のトランプさえあれば遊べます。
ゲームの準備
- トランプを赤(♥・♦)と黒(♠・♣)に分ける
- 一人が赤、もう一人が黒を担当する
- それぞれ26枚のカードをシャッフルして山札にする
- 先攻・後攻を決める
- 5×5の盤面を用意する
基本的な遊び方
自分のターンになったら、以下の手順でプレイします。
- 自分の山札からカードを1枚引く
- 引いたカードを5×5の盤面に置く
- 相手にターンを渡す
引いたカードは、そのターン中に必ず使用します。
空いているマスであれば、好きな場所にカードを置くことができます。
自分と同じ色のカードが縦・横・斜めのいずれかで5枚並んだ時点で勝利です。
両プレイヤーの山札がなくなってもラインが完成しなかった場合は、引き分けとなります。
最大の特徴「オーバーライド」
すでにカードが置かれているマスでも、より強いカードなら上から重ねることができます。
これを「オーバーライド」と呼びます。
カードの基本的な強さは以下の通りです。
A < 2 < 3 < 4 < 5 < 6 < 7 < 8 < 9 < 10 < J < Q < K
例えば、
- 5の上に8 → オーバーライド可能
- 8の上に10 → オーバーライド可能
- 10の上に7 → オーバーライド不可
- 8の上に8 → オーバーライド不可
同じ数字・ランクのカードでは、オーバーライドできません。
ただし、AはKに勝てる
Aは基本的には最弱のカードです。
しかし、一つだけ例外があります。
AはKをオーバーライドできます。
つまり、最強のKだからといって完全に安全ではありません。
K「よし、Kを置いたから安全だろう」
A「やあ」
K「!?」
この例外ルールがあることで、駆け引きが面白くなります。
自分のカードもオーバーライドできる
オーバーライドできるのは、相手のカードだけではありません。
自分自身のカードもオーバーライドできます。
例えば、重要なマスに自分の「3」が置かれているとします。
そのままでは相手のカードにオーバーライドされやすい。
そこで、自分の「10」を上から重ねることで、そのマスを強化することもできます。
オーバーライドは何度でもできる
オーバーライドされたカードは取り除きません。
そのまま上からカードを重ねていきます。
例えば、
黒4 → 赤7 → 黒10 → 赤Q
といった多重オーバーライドも可能です。
そのマスが赤と黒のどちらに属しているかは、一番上にあるカードの色で判定します。
「並べるか、上書きするか」が悩ましい
実際に、私も対戦していて悩ましいなと思うのが、この「並べるか、上書きするか」の判断です。
相手のカードを上書きしたくなるのですが…。
そればかりだと自分のカードが並びません。
かといって、自分のラインを伸ばすことばかり考えていると、相手のラインを止める機会を逃してしまいます。
「ラインを伸ばすか、相手を妨害するか」
この駆け引きが、このゲームの面白さの要素になっていると思います。
また、運の要素も若干絡んできます。
「上書きできれば、勝ちだ! 頼む、強いカード来い!」
……と思ったら、引いたのは低ランクのカード。
逆に、もうダメかと思ったところで強いカードを引き、一気に形勢逆転することもあります。
ついつい、「もう一回!」とプレイしたくなる。
そんなゲームになっているのではないかと思っています。
実際、1時間以上遊べたという実績もありますしね。
ルールはシンプルだけど、意外と奥が深い…かもしれません。
実は「オーバーライド・オリジナル」は少し違う
実のところ、元祖のルールはちょっと違います。
ここでは「オーバーライド・オリジナル」と呼びますね。
「オーバーライド・オリジナル」では、盤面の扱いが違います。
クラシックでは、5x5の固定盤面となっていますが…。
オリジナルでは、既に置いてあるカードの8方向に置けるというルールです。
そして、盤面全体が最大5x5の大きさを超えないようにするという制約があります。
最初から5×5の盤面が決まっているわけではなく、カードを置くたびに盤面が広がっていくのが特徴です。
つまり、クラシックでは「5×5のどこに置くか」を考えますが、オリジナルでは「盤面をどの方向に広げるか」という判断も加わります。
その分ルールは少し複雑になりますが、これがゲームの面白さにつながっている可能性もあります。
正直、どちらのほうがより面白いかは未知です。
そこで、両方のルールを遊んでみて、どちらが面白いか、あるいは他の面白いルールがないか、今後検討していきたいと思います。
Game Makerとして、このゲームを育ててみる
今回、「オーバーライド・クラシック」としてルールを公開してみることにしました。
ただ、これで完成だとは思っていません。
実際に遊びながら、いろいろ検証してみたいと思っています。
例えば、
- クラシックとオリジナルではどちらが面白い?
- 先攻と後攻で有利・不利はある?
- 中央のマスは本当に強い?
- 1枚制ではなく手札制にしたら?
- オーバーライドには定石が生まれる?
- Webゲームにしたらどうなる?
などなど。
より面白いゲームになるように、これからもブラッシュアップしていきたいと思います。
このブログでは今後、「Game Maker」としてさまざまなゲームを考案していきます。
ゲームを考える → 作る → 遊ぶ → 検証する → 改良する
そんな試行錯誤そのものを楽しみながら、その過程を記事にしていきたいと思います。
完成したゲームを紹介するだけではなく、ゲームが生まれて育っていく過程そのものを楽しむ。
そんなシリーズにできたらと思っています。
将来的には、このブログがオリジナルゲームの聖地と呼ばれるくらいになったら面白いですよね。
さらに、ここから生まれたゲームが競技化されて、いつの日かプロまで誕生したら…。
夢が広がります(笑)。
まあ、実現可能性はいったん置いておきましょう。
まずは、この「オーバーライド」を自分自身が楽しみながら育ててみたいと思います。
トランプがあったら、ぜひ遊んでみてください
入院中の暇つぶしから生まれたトランプゲーム「オーバーライド」。
今回、改めて復刻させてみることにしました。
ルールはシンプルなので、トランプがあれば気軽に試せます。
ぜひあなたにも遊んでほしいです。
そして、感想を聞かせてくれると嬉しいです。
どんなことでもいいんです。
- 面白かった点
- 分かりにくかった点
- 強かった戦術
- このルールを変えたらどうなる?
などなど。
お気軽にコメントしていただければと思います。
果たして、「オーバーライド」はどんなゲームに育っていくのか。
Game Makerとして実験を続け、このブログで発信し続けていきます。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。


