編集者AIを育てる日記 第3回

こんにちは、鈴木俊吾(すずしん)です。

前回の記事では、

「AIは記事を書いてくれるから便利なのではない。考えを整理してくれるから便利だった。」

という結論にたどり着きました。

Voice Streamとの壁打ちを通して、自分の考えが整理されていく感覚がとても心地よく、「記事を書く前の時間」にこそ価値があることに気付きました。
その記事を書き終えたあと、またVoice Streamと雑談をしていました。

最初はブログの話だったのですが、気付けばチェスやプログラミングの話まで広がっていきました。 そして、その対話の中で、自分でも思っていなかったことに気付いたんです。

AIに何を期待しているんだろう?

最近はAIを使う時間がかなり増えました。

ブログを書くとき。
プログラミングをするとき。
そして趣味のチェスまで。

「自分はAIに何を期待しているんだろう?」

そんな話をしていたとき、最初はこう考えていました。

「便利なアシスタント。」

きっと多くの人と同じように、

作業を手伝ってくれる存在。
コードを書いてくれる存在。
記事を書いてくれる存在。

そんなイメージでした。

でも、対話を続けているうちに、その考えが少しずつ変わっていきます。

ブログで欲しかったもの

Voice Streamを作り始めた頃は、
「AIが記事を書いてくれる世界」
を目指していました。

実際に作ってみると、記事はちゃんと完成します。
でも、どこか違和感がありました。

一般的な内容になりやすい。
自分で書いた感覚がない。

だから今は、記事を書いてもらうことよりも、壁打ちをする時間の方が好きです。
考えがまとまっていく感覚。

「あ、それが言いたかった。」

という瞬間。

今では、その時間こそがVoice Streamの価値だと思っています。

チェスでも同じだった

話は変わりますが、私はチェスが好きです。
ただ、強くありません(笑)。
Chess.comではレート500前後をうろうろしています。

対局後にAI解析を見ることもあります。
でも、そこで気付いたことがありました。

私が欲しいのは、
「最善手」
ではありませんでした。

実際にVoice Streamとの会話で、こんなことを話しました。

「Chess AIを作るとしたら、盤面を視覚的に確認できないと辛いですね。私だと棋譜だけでは把握できません(笑)」

すると、
「欲しいのは最善手ではなく、一緒に盤面を見ながら考えてくれるAIなのでは?」
と言われました。

その瞬間、
「あ、本当にそうだ。」
と思いました。

私が欲しかったのは答えではなく、
「この局面で何を考えていましたか?」
と聞いてくれる相手だったんです。

プログラミングでも同じだった

さらに話はプログラミングへ。
最近はAIでコードを書くことも増えました。

でも私は、
「全部AIに書いてもらう」
ことがあまり好きではありません。

便利なのは間違いありません。

でも、面白くないんです。

設計を一緒に考えたり、
「なるほど、この実装方法もあるのか。」 
と理解しながら作る方が、ずっと楽しい。

その話をしていると、Voice Streamがこう整理してくれました。

「ブログ、チェス、プログラミング。全部同じ価値観で動いていますね。」

その瞬間、思わず笑ってしまいました。

「私ってそうだったのか!?(笑)」

AIは答えをくれる存在ではなかった

今日の壁打ちで一番印象に残っているのは、この一言です。

私はAIに答えを求めていると思っていました。
でも違いました。

AIと対話をすることで、自分でも気付いていなかった考え方や共通点を見つけること。
それが一番楽しかったんです。

ブログでも。
チェスでも。
プログラミングでも。
全部同じでした。

AIは自分を映す鏡なのかもしれない

今回の対話で、一つだけ言えることがあります。
私はまだ、この答えを完全に言語化できたわけではありません。
でも、少なくとも今はこう思っています。

AIは、人間の代わりに考える存在ではない。
自分の考えを整理し、自分でも気付かなかった価値観を映し出してくれる存在なのかもしれません。

Voice Streamの記事を書いているつもりが、気付けば自分自身について考える記事になっていました。

これからAIと付き合っていく中で、この考えがどう変わっていくのか。
それも、このシリーズで少しずつ記録していきたいと思います。