こんにちは、鈴木俊吾(すずしん)です。
最近のAIの進化は凄まじく、できることがどんどんと増えています。
AIの力によって、今では何でも効率化ができる時代となってきました。
私自身も、AIを積極的に活用して、効率化を進めてきました。
AIで自動化できるものは、できるだけ自動化した方がいい。
そんなふうに考えていたんです。
でも、途中で「あれ?」と思うことがあったんです。
AIは確かに便利。
便利なんだけど…。
なんか、一番大事なものが抜け落ちてしまうような感覚があったんですね。
ここから、私は自分の価値観について見つめ直す機会を得たのです。
今日は、試行錯誤を続ける中で見つけた、今では私の行動指針になっている価値観について書いてみようと思います。
効率化したのに、楽しくなくなった
AIが登場して、何を自動化しようかと考えた時、真っ先に浮かんだのがブログ記事の執筆でした。
記事の作成を全自動でやってしまえば、時短になって効率的ではないか、と考えたんです。
実際、やってみました。
AIに指示を出すだけで、あっという間に記事ができあがります。
制作時間は劇的に短縮。
1記事あたり、数分くらいでできるようになりました。
めでたしめでたし。
数字だけを見れば大成功でした。
でも、私の中では、スッキリしませんでした。
確かに、ブログ記事を書くという目的は達成しているんです。
ただ、私の心の中にはポッカリと穴が空いたような感覚が残っていました。
「これって、本当に自分で書いたブログ記事と言えるのだろうか?」
「それに…全然楽しくない」
「でも、なんでこんなにつまらないのだろうか?」
そこで、私は気づいたんです。
ブログ記事を書くという目的の中で、一番楽しいと感じていたのは…。
記事を書く楽しさは、完成した記事ではなく、試行錯誤する過程にあったのです。
私が好きだったのは、考える時間だった
つい先日、私は、編集者AIとしてVoice StreamというGPTを作りました。
それから、今日まで毎日のように、壁打ちから記事作成までを繰り返してきました。
その中で、一つのことに気付きました。
私は、記事を完成させることよりも、記事を育てる時間が好きだということです。
どうすれば、読者に届けたい記事を発見できるのか?
どうすれば、その記事をもっと良くできるのか?
色々なことをAIと試行錯誤する時間が、楽しかったのです。
まさに時間が溶けるという表現がぴったり当てはまりました。
気づいたら数時間ぶっ通しで、壁打ちを繰り返していたなんてことも、ざらにありました。
最初は、AIに記事を書かせていましたが…。
今では、構成までを頼んで、本文は自分で書くようにしています。
このほうが私らしい。
そして何より、楽しい。
それに、「自分で記事を書いている」という実感も感じられるようになったんですよね。
AIに任せること、自分で残すこと
ブログ記事を書くにあたって…。
以前はAIにほぼ丸投げしていましたが、現在はAIと自分で担当することを分けています。
AIに任せているのは、以下の作業です。
- リサーチ
- 壁打ち
- 構成
- レビュー
一方、自分で残しているのは、以下の作業です。
- 試行錯誤
- 本文を書く
- 自分の言葉を選ぶ
- 感情や体験を書く
私にとって楽しい作業というのは、「自分の頭で考えて、自分の手で創り上げていく」という作業でした。
AIに任せているのは、「下準備を整えて、私が出せる引き出しを増やしてもらう」という作業です。
今の私が大事にしているのは、効率を最大化することではありません。
「楽しい」という気持ちを大切にしながら、AIと一緒に考え、記事を育てていくことなのです。
自分の頭で考える。
自分で言葉を綴る。
自分の体験を語る。
試行錯誤を繰り返す。
この時間こそが、私にとって一番残したい時間なのです。
ブログもプログラミングも同じだった
実は、ブログを始める前は、プログラミングの勉強をしていました。
プログラミングの世界でも、AIがコードを書いてくれる時代になりました。
今では、何度かやりとりをするだけで、動くアプリができあがってしまいます。
私も最初はこの流れに乗って、AIにコードを書いてもらっていました。
でも、つまらない。
そう、つまらないんです。
プログラミングの何が楽しいのかというと、それは試行錯誤しながら組み上げていく過程なのです。
どのような構成にするか?
どんなアルゴリズムで書くのか?
どう組み合わせれば、一番きれいに動くのか?
まるで、頭の中で大きなパズルを解くような感覚でした。
正直なところ、自分で考えてコードを書くのは大変です。
でも、その大変さが、楽しかったんです。
振り返ってみると、ブログもプログラミングも同じことに気づきました。
私は、「自分で試行錯誤しながら、創り上げていく」という作業が好きだったのです。
効率化すべきなのは、つまらない作業
AIを効果的に使えば、作業効率を飛躍的に上げることは可能です。
もちろん、効率化そのものを否定しているわけではありません。
むしろ、効率化によって生まれた時間で、より深く物事を考える時間に充てられたら、素晴らしいことだと思います。
ただ、ここで私が気づいたのは、最も楽しい作業まで効率化してしまったら、それは本末転倒だということです。
AIを使う上で、効率化すべきなのは、自分が「つまらない」と感じる作業や、「面倒だ」と感じる作業です。
逆に、自分が「楽しいと思う作業」や「やりがいを感じる作業」は、無理に効率化しなくてもいいのではないでしょうか。
むしろ、それらは残しておくべきです。
「つまらない作業はAIに任せ、楽しい作業は自分でやる」
これが最近の私の考え方です。
この方が、私のライフスタイルにしっくりくるのです。
私の中で楽しい作業というのは、試行錯誤していく過程そのものです。
つまり、ここまでをまとめると、ある一つの価値観にたどり着きます。
「効率化すべきなのは、つまらない作業。残すべきなのは、楽しい試行錯誤」
これからも私は、この価値観を大切にしながら、AIと一緒に試行錯誤を楽しんでいきたいと思います。
あなたにとって、残したい時間は何ですか?
その答えが、あなた自身の価値観につながっているのかもしれません。


